ガーゼの様々な折り方について(特殊編)
朝日衛生材料で行っているちょっと特殊なガーゼの折り方についてご紹介しています。ユーザー様から頂いた声を元に、現場ならではの特殊な折り方です。別注品、特殊加工品に関するご意見やご要望、お気軽にお声がけください。
現在、医療現場で使用されているガーゼにはいろいろな種類があります。
それぞれのガーゼの折り方にもその用途に合わせた様々な折り方が存在します。
通常、単純な折り方として2折、4折、8折、などが代表的ですが、現場によっては特殊な折り方をする事で使い易さを追求したり、手術や患部処置の効率化を図ったり、枚数をカウントする手間を省く為、例えば10枚1組にしているものなどがあります。
また、X線造影糸と呼ばれる特殊な糸をガーゼに織り込まれたものもあり、X線レントゲンを撮ると青い糸が映る仕組みになっています。
手術などでガーゼを体内に置き忘れると内臓とくっついて健康に影響を及ぼしますので、体内遺留防止対策として使われています。
今回はユーザー様から依頼を受けて、弊社工場で実際に行っている珍しいガーゼの折り方が数種類ありますので、その中でも特に特徴的な3品目をピックアップして皆様へ御紹介してみようと思います。
サバキガーゼ?って何??、、ってなりますよね。
ガーゼを対角線上の端と端をつまんで広げると、三角形になりますね。
その三角形に広がっているところをくるくる回すかクシャッと挟んで長細い棒状にしたものがサバキガーゼと呼ばれます。
病院によっては呼び方が違うようですね。
こちらのサバキガーゼはガーゼの中心を持ってふんわりと棒状にしています。
これを10枚作り、その内の9枚を束ねてから残った1枚でひとまとまりにくくります。
10枚セットにすることで何枚使ったのかがわかりやすくなりますので、処置後に何枚取り出さないといけないかの確認も容易になります。
これも体内留置予防に一役買っているんです。
また、冒頭でも書きましたように、ガーゼの多くは基本的に2折、4折など1枚1枚畳んだものを数百枚重ねて紙包に包装して製品化しています。
折り畳まずに綺麗に重ねてから包装している平折というものもあります。
ドラッグストアとかにあるガーゼも基本的には4折から12折に畳まれたものか、10Mを数回折り畳まれたガーゼが販売されています。
看護師さん達は処置や患者さんのお世話等で忙しい中、折り畳んであるガーゼをわざわざ一枚一枚広げては畳んで、枚数を数えてまとめているんです。
弊社工場で加工してお届けできれば、忙しい看護師さんの手間を減らすことができますね。
このガーゼですけど、見た目がてるてる坊主みたいになっているので、弊社の工場ではてるてるガーゼとも呼んだりしています。
ちなみに晴天の御祈りには効果はありません。
こちらのA折は特殊折の中でも多数のユーザー様に御利用頂いている特殊折で、弊社のカタログにも載っております。
ガーゼをつまむときに重なった部分をつまんでしまって広がらない or 2枚つまんでしまったなんてこともありますが、真ん中のAの頂点をつまんでもらうと広がる形になっています。
真ん中がAの形に見えるので特殊A折と呼ばれています。
こちらの特殊折はあるユーザー様専用の特殊折です。
ユーザー様からこんな特殊折は出来ないかとお話しを頂き、ご利用頂けるようになりました。
先ほど紹介させて頂いたA折より少し見た目が細く、工程が増えた特殊折になっております。
ユーザー様からは手間が減ったと嬉しい御意見を頂いています。
今回はこの3種類を御紹介させて頂きましたが、弊社は高機能な製品を機敏に対応出来る様にと工場スタッフが心掛けています。
特に別注品、特殊加工品に力を入れており、弊社のメリットでもある営業部事務所と製造工場が同じ敷地内にあるので、営業担当がユーザー様の求める製品(~病院仕様など)を伝え、製造部がすぐに製造出来る様になっており、小ロットからでも様々なニーズに合わせて迅速に対応しています。
それも弊社の工場の作業員は離職率が低く、長年働いて頂いているベテランの方達が多く、ガーゼの扱いも慣れているからこその対応力となっております。
もちろんベテランさんから新人さんへ技の継承もきちんとされているので品質が変わってしまうなどの心配もございません。
こういう形状だったら使いやすいのになぁ、こういう形状に加工したいけど院内でするには時間がないなぁ、など御意見や御案件がありましたら朝日衛生材料にまでご連絡頂けると幸いです。
現場レベルでの使用方法やお困りの内容を教えていただくことで我々もすごく勉強になりますので、お気軽にお声がけいただけましたらうれしいです。
朝日衛生材料はできる限りユーザー様のニーズにお応え出来るよう尽力致しますので、よろしくお願い致します。
生産部 居村 祐樹
総務部 森田 大輔
それぞれのガーゼの折り方にもその用途に合わせた様々な折り方が存在します。
通常、単純な折り方として2折、4折、8折、などが代表的ですが、現場によっては特殊な折り方をする事で使い易さを追求したり、手術や患部処置の効率化を図ったり、枚数をカウントする手間を省く為、例えば10枚1組にしているものなどがあります。
また、X線造影糸と呼ばれる特殊な糸をガーゼに織り込まれたものもあり、X線レントゲンを撮ると青い糸が映る仕組みになっています。
手術などでガーゼを体内に置き忘れると内臓とくっついて健康に影響を及ぼしますので、体内遺留防止対策として使われています。
今回はユーザー様から依頼を受けて、弊社工場で実際に行っている珍しいガーゼの折り方が数種類ありますので、その中でも特に特徴的な3品目をピックアップして皆様へ御紹介してみようと思います。
X線入サバキガーゼ10枚×1組
サバキガーゼ?って何??、、ってなりますよね。
ガーゼを対角線上の端と端をつまんで広げると、三角形になりますね。
その三角形に広がっているところをくるくる回すかクシャッと挟んで長細い棒状にしたものがサバキガーゼと呼ばれます。
病院によっては呼び方が違うようですね。
こちらのサバキガーゼはガーゼの中心を持ってふんわりと棒状にしています。
これを10枚作り、その内の9枚を束ねてから残った1枚でひとまとまりにくくります。
10枚セットにすることで何枚使ったのかがわかりやすくなりますので、処置後に何枚取り出さないといけないかの確認も容易になります。
これも体内留置予防に一役買っているんです。
また、冒頭でも書きましたように、ガーゼの多くは基本的に2折、4折など1枚1枚畳んだものを数百枚重ねて紙包に包装して製品化しています。
折り畳まずに綺麗に重ねてから包装している平折というものもあります。
ドラッグストアとかにあるガーゼも基本的には4折から12折に畳まれたものか、10Mを数回折り畳まれたガーゼが販売されています。
看護師さん達は処置や患者さんのお世話等で忙しい中、折り畳んであるガーゼをわざわざ一枚一枚広げては畳んで、枚数を数えてまとめているんです。
弊社工場で加工してお届けできれば、忙しい看護師さんの手間を減らすことができますね。
このガーゼですけど、見た目がてるてる坊主みたいになっているので、弊社の工場ではてるてるガーゼとも呼んだりしています。
ちなみに晴天の御祈りには効果はありません。
特殊折A折
こちらのA折は特殊折の中でも多数のユーザー様に御利用頂いている特殊折で、弊社のカタログにも載っております。
ガーゼをつまむときに重なった部分をつまんでしまって広がらない or 2枚つまんでしまったなんてこともありますが、真ん中のAの頂点をつまんでもらうと広がる形になっています。
真ん中がAの形に見えるので特殊A折と呼ばれています。
特殊折※※※病院様仕様
こちらの特殊折はあるユーザー様専用の特殊折です。
ユーザー様からこんな特殊折は出来ないかとお話しを頂き、ご利用頂けるようになりました。
先ほど紹介させて頂いたA折より少し見た目が細く、工程が増えた特殊折になっております。
ユーザー様からは手間が減ったと嬉しい御意見を頂いています。
まとめ
今回はこの3種類を御紹介させて頂きましたが、弊社は高機能な製品を機敏に対応出来る様にと工場スタッフが心掛けています。
特に別注品、特殊加工品に力を入れており、弊社のメリットでもある営業部事務所と製造工場が同じ敷地内にあるので、営業担当がユーザー様の求める製品(~病院仕様など)を伝え、製造部がすぐに製造出来る様になっており、小ロットからでも様々なニーズに合わせて迅速に対応しています。
それも弊社の工場の作業員は離職率が低く、長年働いて頂いているベテランの方達が多く、ガーゼの扱いも慣れているからこその対応力となっております。
もちろんベテランさんから新人さんへ技の継承もきちんとされているので品質が変わってしまうなどの心配もございません。
こういう形状だったら使いやすいのになぁ、こういう形状に加工したいけど院内でするには時間がないなぁ、など御意見や御案件がありましたら朝日衛生材料にまでご連絡頂けると幸いです。
現場レベルでの使用方法やお困りの内容を教えていただくことで我々もすごく勉強になりますので、お気軽にお声がけいただけましたらうれしいです。
朝日衛生材料はできる限りユーザー様のニーズにお応え出来るよう尽力致しますので、よろしくお願い致します。
生産部 居村 祐樹
総務部 森田 大輔
2021年01月22日