医療用マスクの種類と特徴、使い方の解説

医療用マスクの種類と特徴、使い方について解説しています。ガーゼマスクやサージカルマスク、N-95マスクなどの特徴をはじめ、マスクの着用目的やASTM規格についても紹介。サージカルマスクの着用方法も参考ください。
医療用マスクの種類と特徴、使い方の解説
こんにちは、9月、10月は大型で強い勢力の台風が通過し各地に被害を出しました。被害に遭われた皆さま、心からお見舞い申し上げます。
一日も早く復旧できるようにお祈りいたします。

さて、これからの季節秋から冬にかけて毎年のように流行すると言えばノロウイルスやインフルエンザウイルス、これらを簡易的に予防できるアイテムと言えばマスクですね。

今回は、医療業界では欠かせない手軽で安価で飛沫感染予防に効果があるマスクの種類、特徴、規格など解説しています。

マスクの種類と特徴


ガーゼマスク


その名の通り綿のガーゼを合わせて作られたマスクです。
ガーゼマスクはフィルターが無くガーゼを12~18枚重ね合わせたものです、よってガーゼの目より細かい微粒子などは通してしまいます。

しかし、使い捨てでなく何度も洗って使えマスク自体に厚みがあり喉の乾燥を防ぐ保湿効果のメリットもあります。
(洗えると言っても定期的な交換や煮沸消毒をおすすめします。)

サージカルマスク


医療用(サージカル)マスクの事で医療現場や医療用に使用するマスクの事です。
ドラッグストアーやホームセンターなどでも販売されています。

特徴としては、フィルターがあり不織布で作られていて3PLY(3枚重ね)が主流です。
使い捨てで鼻の部分にノーズクリップがあり気密性があります。

形状がジャバラ状で鼻から顎まで覆うことが可能です。
(サージカルマスクは一般的にBFE、PFE 95%以上と言われています。)

N-95マスク


米国労働安全衛生研究所(NIOSH)のN95規格に合格した微粒子用マスクの事です。
N95とは約0.3㎛の粒子径を95%以上ブロックできる規格です。

形状は球体を半分にカットした様なカップ型や鳥のくちばしのような二つ折り、三つ折りの様な物まで様々です。
気密性が必要な為、装着にはオーバーヘッドタイプのゴム紐を後頭部で固定しなければいけなく呼吸がしづらいです。

マスクの着用目的


飛沫感染


着用者の会話、咳、くしゃみなどからウイルス(汚染)から患者への感染を防ぐ為、もしくは、その逆で患者からのウイルス(汚染)を拡散させない為

血液飛散


患者の体液(咳やくしゃみ)、血液飛散から着用者を守る為

マスクの規定


ASTM規格とは


American Society for Testing and Materials(アメリカ試験材料協会)の頭文字をとってASTMと呼ばれています。
このASTM Internationalという世界最大規模の標準化団体が策定や発行した規格になります。

工業材料規格や仕様書規格、試験法規格など12000を越える規格を制定し、多くの国で技術者に不可欠な資料として広く普及されています。

BFE(バクテリア濾過効率)


マスクの濾過機能=バリア性になります。
弊社の製品は3μmの黄色ブドウ球菌を水で細かくし、空気でマスクに送り、ウィルスがどれだけ減少したかを表しています。

病院用マスクはBFE95%以上とASTMで定められています。
実は弊社のアルスフェイスマスクは98%、アルスバリアマスクは99%なのです。

PFE(粒子の捕集効率)


これもマスクのバリア性を検査する試験になります。
マスクを装置に入れて弊社の製品は大きさ0.1μmの新球状ポリスチレン系標準粒子を水と空気を利用して通過させ、ウィルスがどれだけ減少したかを計測します。

BFEと同じく数値が高いほど性能の良いマスクになるということですね。

空気抵抗:P(mmh20/㎝2)


マスクして呼吸がしやすいかをあらわした数値になります。
数値が低いほど息がしやすいということになります。

試験の方法は一定流量の空気をマスクに流して、マスクの外側と内側の圧力差を数値で測ります。
ASTM基準では<4.0と定められており、弊社のアルスフェイスマスクは<3.0でクリアしています。

合成血液不浸透性:(㎜Hg)


液体が飛んできたときに、どれぐらいの圧力まで耐えられるか(液体を通さないか)を数字で表したものです。
80mmHg、120mmHg、160mmHgの圧力で合成血液をマスクの外側からかけて、内側に浸透していないか肉眼で確認します

燃焼性


マスクに炎をあてて、マスクが燃え広がる速度を計算する試験になります。
クラスが低いほど燃え広がりにくいことになります。

N-95マスク


米国労働安全衛生研究所(NIOSH)のN95規格に合格した微粒子用マスクの事です。
N95とは約0.3㎛の粒子径を95%以上ブロックできる規格です。

着用方法(サージカルマスク)


① まず表裏の確認、ジャバラが下向きになる方を外側へ向けます、ノーズピースは上側へ
② ノーズピースの中央に折り目をつけ
③ ゴム紐を耳にかけ、ノーズピースを鼻の形に合わせます。
④ ジャバラを伸ばし鼻から顎まで覆うように整えます。
⑤ 外すときはゴム紐を持って外し、すぐに廃棄すること マスク面は汚染されている場合があるので触れない様に注意しましょう

弊社取り扱いマスク


アルスペーパーマスク


アルスペーパーマスク

2PLYで簡易的な紙製マスクです。
詳しくはこちら

アルスバリアマスク


アルスバリアマスク

立体構造で呼吸しやすく新規格ASTM-F2101に対応、オシャレなAsahiのロゴ入り。
イヤーバンドには丸ゴムを採用。
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アルスフェイスマスク


アルスフェイスマスク

規格ASTM-F2101に対応、三層構造で耐水性に優れ、イヤーバンドには平ゴムを採用。
詳しくはこちら

※弊社取り扱いマスクは価格だけを追求した安価な物ではありません。お値段以上の付け心地や風合いには自信があります。

まとめ


「マスク」とひとことで言っても種類や規格、形までさまざまです、用途に合ったものを選びましょう。

これからの季節、毎年のように「ノロウイルス」や「インフルエンザウイルス」感染者が増えているように思います。
手軽で安価なマスクは感染予防には役立つでしょう。

しかし「マスクしているから大丈夫!」「家族には感染しない!」など間違った解釈はしないでください。
決してマスクだけでは100%感染予防することは不可能です。

常日頃から手洗い、うがい、アルコール消毒等予防には心掛けてください。


営業部 竹本 勇人
営業部 内布 航
2018年11月01日