世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」

今回は2019年7月6日に大阪初の世界遺産に登録されました「百舌鳥・古市古墳群」についてお話しします。
百舌鳥・古市古墳群
8月に九州北部豪雨、9月に関東を襲った台風15号、被害に遭われた皆様には心よりお見舞いを申し上げますとともに一日も早い復旧をお祈りいたします。

さて、今回は2019年7月6日に大阪初の世界遺産に登録されました「百舌鳥・古市古墳群」についてお話しします。
弊社大阪本社にほど近く、堺市、羽曳野市、藤井寺市にある45件49基からなる古墳群です。

そもそも世界遺産とは?


遺産が存在する国だけにとどまらずに、人類全体にとって貴重でかけがえのない財産であり、これが一部でも壊れたり、失うことになれば世界全体にとっての遺産が損なわれることになると定められています。

世界遺産には10個ある世界遺産登録基準のうち1つ以上に合致し、締約国の国内法で適切な管理体制をとられていることが登録の基準になります。

対象遺産が本物であり、もし修復されたものでも作られた当時と同じ作り方や素材、目的などが正しく受け継がれている真実性と法的な保護を受けているという完全性を求められています。

ちなみに世界遺産の総数は2019年7月現在では文化遺産は869件、自然遺産は213件、複合遺産は39件登録されており、過去から未来へと伝えていかなければいけない遺産になります。

この世界遺産には文化遺産、自然遺産、複合遺産と大きく3つに分かれています。

文化遺産とは?


人の創造的な才能を表現された傑作、人類にとって重要な交流を示したものなど、文化的な活動によって作り出された遺産になります。
日本では京都の古都、奈良の法隆寺、沖縄の首里城兵庫の姫路城などがあげられます。

自然遺産とは?


とても珍しく美しい自然や自然現象、生物の進化や発展を示したもの、地形の変化などを表した遺産になります。
日本では鹿児島の屋久島、北海道の知床、東京の小笠原諸島などがあげられます。

複合遺産とは?


文化遺産、自然遺産の登録基準を書1項目以上適用された物件の事です。
残念ながら日本には複合遺産はありません。

今回の「百舌鳥・古市古墳群」は文化遺産にあたります。

墳丘をもった古代の豪族の墓で、こうした大きな墓は当時の豪族の権力の象徴でもあります。
古墳には丸形の「円墳」、 四角形の「方墳」、丸型と四角を合わせた「前方後円墳」などがあります。

しかし、重機や建築機器の無かった時代に人間の手だけでどうやってあの巨大な規模の古墳を作ったのか不思議に思います。

百舌鳥古墳群


堺市の北西部に位置し仁徳天皇陵を中心とした大小の古墳群です。
付近には履中天皇陵古墳、いたすけ古墳、御廟山古墳などがあり、中でも仁徳天皇陵は墳丘長525mあり日本最大の前方後円墳です。

古市古墳群


羽曳野市と藤井寺市にまたがるところに位置し応神天皇陵を中心とした大小の古墳群です。
付近には仲姫命陵古墳、古室山古墳、墓山古墳などがあり、中でも応神天皇陵は墳丘長425mあり仁徳天皇陵に次いで2番目の前方後円墳です。

アクセス


百舌鳥古墳群


JR、南海高野線 三国ヶ丘駅が近くですが「百舌鳥・古市古墳群HP」からは「JR百舌鳥駅からスタートする おすすめ!ウォーキングコース」が紹介されています。

古市古墳群


こちらも「近鉄南大阪線 土師の里駅からスタートする おすすめ!ウォーキングコース」が紹介されています。

簡単ではございますが「百舌鳥・古市古墳群」についてお話しさせて頂きました。
堺市をはじめ、羽曳野市や藤井寺市も古墳で盛り上がりをみせ、グルメでは古墳カレーや古墳キッシュなどがとりあげられてきていますね。

また、ヤマトタケルノミコトが死後に白鳥になったという伝説がある白鳥陵古墳の近くには埴輪づくりも体験ができる場所もあります。
弊社大阪本社からも近く、車では一時間以内でアクセス可能です。

弊社へお越しの際は「百舌鳥・古市古墳群」へ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?


営業部 内田勝也・竹本勇人
2019年10月07日