食欲の秋

今回は秋の旬な食材をご紹介出来たらと思います。さんまやさつまいも、柿、栗など、これから「食欲の秋」を堪能していきましょう。
食欲の秋
今回は秋の旬な食材をご紹介出来たらと思います。
依然コロナ渦が続いている中で、外食は中々難しいですよね。
家での食事が増えてきて普段台所に立たないお父さんが料理を始めた方も多いではないでしょうか。
これから秋の季節到来で「食欲の秋」を堪能していきましょう。


秋が旬の食材


さんま


丁度この時期に脂が乗って最高に美味しいです。
魚の脂には多価不飽和脂肪酸が豊富に含まれ、その中でもDHA・EPAなどは血液をサラサラにし、血栓予防、認知症予防効果があると言われています。
注目すべき栄養素は優れたたんぱく質です。
他にもビタミン・ミネラルが豊富に含まれ、胃腸の疲れや夏の疲労を回復させる働きもあります。
塩焼きにするのも良し、大根おろしでさっぱり食べるのも美味しいですよね。

さつまいも


さつまいもには食物繊維がたくさん含まれており、中サイズ1本(約250g)で約6gの食物繊維を摂ることができます。
これは1日あたりに必要な食物繊維量の不足分とほとんど同じです。
厚生労働省が定めた目標量は男性20g以上、女性18g以上ですが、実際の平均摂取量は14g前後だといわれています。

食物繊維は便秘予防などの整腸作用に始まり、血糖値を抑えたり、コレステロール値を下げたりと、さまざまな健康効果がある栄養素です。
食べ方は色々ありますが、蒸して食べたり、煮物にしても美味しいですよね。


甘柿には、1個あたり約140mgのビタミンCが含まれています。
ビタミンCの摂取推奨量は1日あたり100mgですから、柿を1個食べるだけで1日分のビタミンCを摂取できます。

それにβ-クリプトキサンチンという栄養素も豊富に含まれています。
これは黄色系のカロテノイド色素の一種です。
近年の研究で、β-クリプトキサンチンには生活習慣病を予防する健康効果があることが明らかになりました。
なんと、コレステロールや中性脂肪が増える脂質異常症のリスクを下げ、後天性の糖尿病(2型糖尿病)の発症リスクを半減させるとのことです
食べ方はそのままはもちろんサラダや天麩羅にしても美味しいですよね。

なす(秋ナス)


夏のなすは水分がたっぷり含まれておりみずみずしさを味わえ、秋のなすは果肉がギュッとしまり食感がよいのが特徴。
とりたてて優れた栄養はありません。
油との相性がよく、炒め物の料理が多いですね。
そしてあの鮮やかな紫色は、ポリフェノールの一種であるナスニンといわれる色素で、コレステールを下げたり、動脈硬化を防ぐ作用があったりといわれています。


秋になると和菓子や洋菓子、栗ごはんなど色々なところで見かけます。
栗はでんぷん(糖質)を多く含み、疲労回復に役立つビタミンB1や免疫力を高め、コラーゲンの合成を助たるビタミンCを多く含みます。
栗に含まれているビタミンCはでんぷんに包まれているため、加熱しても壊れにくいという特徴があり、便秘改善効果のある食物繊維も多く含まれています。


おしまいに


秋の旬な食材を紹介しましたが、まだまだたくさん食材があります。
今家にいる時間がたくさんあるのでこれらの食材を使って色々な料理にチャレンジしてみてください。
ついたくさん食べてしまいがちですが、気温が落ち着く時期に少しでも体を動かして行けるチャンスです。
寒い冬に向けて運動で基礎代謝を上げておきましょう。
ぜひ「スポーツの秋」も楽しんでみてはいかがでしょうか。


営業部3課 倉高 健太
営業部3課 大西 利功
2021年10月11日
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